〜9261個の奇跡〜

21×21×21=9261

この数式が解る人は多いと思います。
そう、スロットの出目パターンの数値を出している式です。
左・中・右リールに各21コマづつ。
そのたった3つのリールで、9261パターンもの出目を
スロットは生み出す事が出来るわけです。
当然、制御等の関係で、「否停止目」というのもありますが
それを差し引いても数千パターンはあるはずです。

しかし、現在の機種を見てみると
この莫大な数の出目パターンを生かしきれていないのが殆どです。
ST機に至っては、押し順振り分けの小役、リプレイ
AT機でも押し順振り分けの小役、またはシングルボーナス
これらを毎Gのように成立させているので
出目の可能性は限られてしまってます。
液晶がメインになりだしてからは
日に日にその「出目の可能性」が生かしきれていません。

スロットの主役はやっぱり出目なんです。
いくら液晶で「ボーナス確定!」とド派手に表示されても
リール上でボーナス絵柄が揃わないとボーナスが始まらないですよね。
現行のAT・ST機にも一応リーチ目というものが存在しますが
どれもこれも超強力系の停止系が多いです。
例えば左リールに「小役・7・小役」等という1リール小役以上確定目。
中リールには「チェリー・ベル・チェリー」などの小役ハズレ確定型。
右リールにはとりあえずチェリー付き7。
他にも、左・中で小役ダブルテンパイでハズレや
わざとらしいスベリが起こっての「要目押しの小役」がハズれて確定等。
いかにも誰でも解りそうなものばかりなんです。


私は純Aタイプが好きなのですが、その好きな理由というのが
「自分でリーチ目を見つけるのが面白い」からなんです。
私が本格的にスロットを始めた頃には
どの雑誌を見ても「ニューパルサー」や「サンダーV」等の
一昔前の台のリーチ目なんかは掲載されてなく
ほぼ全て自分でリーチ目を発見しました。
その時の感動といったら、言葉では言い表せません。
しかも、自分の周りで、そのリーチ目を知っている人が
一人もいない等という状況だとすれば
その感動もひとしおですw

何度も言いますが、私は
「スロットは、出目が主役」だと思っています。
どれだけ安定して勝てようとも、どれだけ爆発力があろうとも
出目が死んでいれば、それはスロットではなく「ただの重い箱」と捉えています。

皆さん、スロットで勝つのも確かに大事ですが
ただお金を儲けるだけに打つのは少し勿体ないです。
あなたが勝てている機種、あなたが最近ハマっている機種
それらの機種のリール演出に、可能性を感じますか?
液晶が付いている機種なら、その液晶を取り払っても楽しめますか?
皆さん、きちんと「パチスロ」を打ってますか?